Time Machineからの復旧には要注意

追記:2012/04/01
Command+option+Rにて、Recovery HDを作れることを後に思い出した。
これは思いっきり誤りです。
このコマンドは、強制的にインターネット復元するときです。
しかし、どのコマンドかは忘れましたが、確かRecovery HD、もしくはX Based Systemを強制的に作れるコマンドがあった覚えがあるのですが・・・。
謹んで訂正いたします。

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Mac OS X Lionにて、マシン設定の復旧作業をするべくCommand+ R でRecovery HDから起動。

一覧からTime Machine復元を選択し、復旧作業自体は成功したが、File Vault2を有効に出来ない。
理由は、Recovery HDからTime Machineからの復旧を行うと、Recovery HDがパーティションから消えてしまうため。

このため、Lionをインストールし、初期設定時にTime Machineから移行する必要がある。

これは偶然かもしれないが、全ての項目にチェックを入れて転送すると、マシン設定ファイル転送時にハングする。
※環境によっては、ここで問題なく完了する場合があると考えられるが、あくまで当方の環境においてはうまくいかなかった。

そこで、ユーザー、アプリケーションのみにチェックを入れた状態で転送することにより、復旧作業を再度行って見たが、当方の環境ではこれでも再びハングが起きた。
恐らく、既存環境に残っているアプリケーションの動作・設定によるものと思われる。

従って、それぞれの環境によってはLionインストール後の初期設定時の環境移行で問題なく動作する場合も考えられる。

結論として、当方の環境においてはTime Machineからの復旧、及び移行作業はうまく動作しないと判断し、通常のインストール後、アプリケーション、書類などを全て手動で復元することとなった。